進路に悩む高校生の皆さん、「専門学校と大学の違い」についてはご存知ですか?
このページでは、よく比較される専門学校と大学の違いをわかりやすくまとめてみました。
ぜひ最後までお読みください。
専門学校と大学の違い
目的の違い
専門学校

なりたい職業の知識を深め、就職を目指す『専門的』教育機関
専門学校とは、専修学校のなかで、高等教育機関として専門課程がある学校を指します。就職する為、実習が多く特定の業種に特化したカリキュラムが特徴です。
大学

広い分野の研究と学びを得て、将来に活かす『学術的』教育機関
大学とは、学術的な研究をする高等教育を指します。基本的には4年制が採用されていて、教養課程では入学した学部・学科に関する学びだけでなく、様々な学問を学ぶ事が可能です。
授業密度の違い
専門学校

専門学校は時間割が決められており、2年間という短期間に決められた単位を取得しなければならない為、大学と比べると忙しくなります。
しかしその分濃密で専門的な事を学ぶ事が可能です。
大学

大学では時間割を自分で作る事が知られていますが、年間で受けられる授業数は約40単位、これを1週間に受けられる講義数に換算すると10コマということになります。そのため、1週間の内授業が無い日がある、といった事も時々あります。空いた時間は完全に休みというわけではなく、レポート作成の為の調査や研究に費やすことになります。
授業内容の違い

専門学校
目指す職業に就職するため必要な知識と技術を学ぶ
目指す職業に関する知識と技術が中心です。座学より実習形式の授業が多い傾向にあり、卒業前に就職できるよう学校もサポートします。就職に有利な資格取得も目指します。
大学
専門分野だけでなく一般教養も学ぶ
入学した学部・学科の専門科目の論文やレポート、実験といった学術的な授業が中心になります。卒業する為には学科に即した研究論文を提出しなければならない学科が多数です。
専門科目以外にも一般教養の授業も受けなければなりません。